21 故郷


社会から外れた女たちの目が 

年老いていく 猛烈なスピードで 

わたし遠い街で生きてた 

わたし過去の恋人がいた 

もっと小さな頃は 好きな子とままごとをして 

お気に入りの服 ずっと着てたわ 


ときどき 幸せな眩暈を起こして 

勝ち取った生活にうっとりする 

自分がだれかわからなくなる 

嬉しい悲鳴ね 


だけど 

だけど 

だけど 


お元気ですか 

今何をして生きてますか 

好きな人はいますか 

手紙を送りたい 

今どこにいますか 


大勢の中に居場所を見つけたこと 

多数派にまわれたこと 

今でも後悔していない 

手放すことはない 


だけど 

だけど 

だけど 


木漏れ日のような光に充てられ 

わたしが支配される 

涙が頬を伝う 

お元気ですか 

今どこにいますか 

だれと一緒に居ますか 

すべてが懐かしいですね 



会いたい    




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